絶対後悔しない!フロアチェア(座椅子)の買い方・選び方

床に直置きして使う、脚のない椅子「フロアチェア(座椅子)」。足を伸ばして楽な姿勢で座れるのが特徴で、ソファーのように場所を取らないのもメリットです。
和室やリビングで、床に直接座るのに慣れた私たちにはなじみ深いフロアチェアですが、椅子とテーブルが中心の海外では、それほど一般的ではありません。座椅子は、日本人の生活様式に適した家具と言えます。
そんな座椅子は「赤や」でも人気の高い家具の一つで、様々なデザイン・機能を持ったフロアチェアが登場しています。そこで今回は、フロアチェア(座椅子)を購入される際に間違いのない選び方のポイントをご紹介します。

フロアチェア(座椅子)とは

フロアチェア(floor chair)とは、一般に「座椅子」と呼ばれる、脚のない背もたれ用の椅子のことです。床や畳に直接座るのに適しています。
主に和室やリビングで使用され、ソファのような高さがなく、足を自由に床に伸ばしたまま快適に過ごせる点が特徴です。

座椅子と聞くと、曲げ木で作られた和風の座椅子を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、現在は様々なデザインや機能を持ったフロアチェアが登場しており、用途やインテリアに合わせて選ぶことができます。

代表的なフロアチェア(座椅子)の種類

フロアチェアは、もともと畳の上に座る日本の伝統的な生活様式から発展してきました。しかし、現代では洋風のリビングや畳を使わない部屋でも快適に使えるよう、形状やデザイン、素材が進化し、様々なタイプの座椅子が生まれています。

ここでは代表的なフロアチェア(座椅子)の種類をご紹介します。これら以外にも特殊な形状や機能(姿勢矯正など)を持った商品はありますが、まずここにあるタイプを把握しておけばフロアチェア選びには困らないと思います。

リクライニング座椅子

リクライニング座椅子背もたれがリクライニング(角度調整)できるタイプのフロアチェアです。
自分好みの姿勢や角度に調整・維持しておけるので、リラックスしたい時、集中したい時などシーンに応じて使い分けが可能です。
リクライニング可能な角度の範囲や段階は商品によって異なり、中には十数段階の細かな調整が可能なものもあります。また背もたれだけでなく、頭部や脚部をリクライニングできるフロアチェアもあります。

回転式座椅子

回転式座椅子椅子の下部に回転ユニットが取り付けられていて、床に置いたままで360度回転できるフロアチェアです。
椅子を持ち上げなくても、座ったままで簡単に向きを変えられるので立ち座りがしやすいという利点があります。足腰の弱い方やご高齢の方にもおすすめ。椅子を動かさなくて済むため省スペースで使えるのもメリットです。
サイズや重量が大きくなりがちなので頻繁に出し入れする使い方には向きません。また回転部分が故障する恐れがあるのでご注意ください。

高座椅子

高座椅子文字通り、床に直接置く通常の座椅子よりも座面が高くなっているフロアチェアです。
数十センチ程度の低い脚が付いており、座る位置が少し高くなるため、立ち座りの時に腰やひざにかかる負担が通常の座椅子よりも大きく軽減されます。足腰が弱ってくる高齢者の方々に特に向いています。
脚が付いているため、フロアチェアの底面がフラットになりません。床にダメージを与えないようカーペットなどの上に置いて使うと良いでしょう。

ハイバック座椅子

ハイバック座椅子通常の座椅子よりも、背もたれ部分が高くなっているフロアチェアです。
普通の背もたれは肩のあたりまでの高さですが、ハイバック座椅子は頭の上まで背もたれがあります。このため座った時に頭と首が安定し、全身を包み込むようなゆったりした座り心地を得られるのが魅力です。長時間座ったままでも疲れにくく、テレワークやゲームでの利用にも向いています。
逆に言うと首の自由度が少なくなるので、人によっては長時間座っていると首や肩に疲れがたまってしまう可能性もあります。できれば購入前に、実際に座って試せると良いでしょう。

ゲーミング座椅子

ゲーミング座椅子「座ったままゲームを長時間快適に楽しむ」という用途に特化したフロアチェアです。
ヘッドレストやランバーサポート(腰をサポートする機能)で体への負担が抑えられるように作られており、長い時間座っていても疲れにくくゲームに集中できます。
多機能なぶん、価格は普通の座椅子より高めなのがネック。また、かなりサイズが大きいため、設置する部屋の広さによっては圧迫感を生み出してしまうかもしれません。
なお、あまりに長時間同じ姿勢で座っているのは、いくらゲーミング仕様といえども体への負担は避けられません。適度に休息して姿勢を変えるなど、使い方は工夫してください。

フロアチェアの賢い選び方

フロアチェア(座椅子)を選ぶ際は、まず自分の使用目的や利用シーンを明確にイメージしましょう。
例えば、テレビ鑑賞や読書などリラックスした時間を過ごすために使うのであれば、リクライニング機能やふかふかしたクッション性があるタイプが適しています。一方、座った姿勢での作業や勉強の時に使うのであれば、背筋をしっかりサポートしてくれる姿勢の良い座椅子が理想的です。ヘッドレストやひじ掛けが欲しいという方は、そちらもチェックしておきましょう。
また前章でもご紹介した「ゲーミング座椅子」は、用途特化型のフロアチェアといえるでしょう。長時間の使用にも耐えられる設計になっており、近年人気が高まっています。

用途に応じて選ぶ

用途に応じて選ぶフロアチェア(座椅子)を選ぶ際は、まず自分の使用目的や利用シーンを明確にイメージしましょう。
例えば、テレビ鑑賞や読書などリラックスした時間を過ごすために使うのであれば、リクライニング機能やふかふかしたクッション性があるタイプが適しています。一方、座った姿勢での作業や勉強の時に使うのであれば、背筋をしっかりサポートしてくれる姿勢の良い座椅子が理想的です。ヘッドレストやひじ掛けが欲しいという方は、そちらもチェックしておきましょう。
また前章でもご紹介した「ゲーミング座椅子」は、用途特化型のフロアチェアといえるでしょう。長時間の使用にも耐えられる設計になっており、近年人気が高まっています。

座り心地で選ぶ

座り心地で選ぶフロアチェアの最大の魅力は、その座り心地です。ゆったりと足を伸ばして大きな背もたれに身体を預けた時のリラックス感は、普通の椅子ではなかなか得られません。

この座椅子の座り心地を決めるのは、背もたれや座面のクッション性とサポート性です。特にフロアチェアを長時間使用しているほど、その影響は大きくなります。
包み込むような柔らかい背もたれは快適ですが、柔らかすぎると体が沈み込んでしまい、かえって腰や背中に負担がかかることもあります。もちろん硬すぎるのはNGですが、腰に不安があって「多少硬さがあった方が、腰回りのフィット感やサポート感があって心地よい」という方もあるでしょう。
「ちょうど良い、適度な硬さ」は人によって違いますので、家具店などで実物に座って確かめるのが間違いないでしょう。

素材で選ぶ

背もたれやクッションの素材によっても、座椅子の使用感は大きく違ってきます。一般的にフロアチェアの素材はファブリック・レザー・マイクロファイバー・メッシュなどが使われており、それぞれ特徴を持っています。使用環境や季節に応じてお選びください。

ファブリック素材は通気性が良く、柔らかい触り心地が特徴ですが、汚れやすいためメンテナンスが必要です。またレザー素材は他の素材にはない質感や高級感があり、汚れにも強い反面、吸水性や通気性がなく、特に夏場はやや快適性に欠けるかもしれません。
極細の合成繊維でできたマイクロファイバー素材は柔らかな肌触りと吸水性の高さが特徴。またメッシュ素材は通気性に優れており、特に夏場に快適ですが、デザイン性に限りがある場合もあります。

また、座椅子の座り心地を大きく左右するクッションの素材も確認しておきましょう。一般的には高反発ウレタン・低反発ウレタン・ポケットコイルなどが使われます。低反発ウレタンは柔らかで体にフィットしやすく、高反発ウレタンは弾力があり沈みが控えめなので体を動かしやすいのがメリット。
ポケットコイルは体圧分散力に優れ、また耐久性が高く長期間使用してもへたりが比較的少ないです。

デザインで選ぶ

デザインで選ぶフロアチェア(座椅子)で大切なのは、座り心地だけではありません。お部屋を飾るインテリアの1つでもあるフロアチェアは、室内の雰囲気に合ったデザインを選ぶことも重要になります。

例えば、人気の北欧風をはじめとしたナチュラルなウッド系の家具が多い部屋には、ファブリックや木製フレームを使用した座椅子がよくマッチします。お使いのテーブルやカーペットに合わせてベージュや白などのナチュラルなカラーを選ぶと良いでしょう。
逆に、モダンでシンプルなデザインの部屋には、同じファブリックでも寒色系のカラーや、レザーや金属フレームといった素材の座椅子もスタイリッシュにフィットします。インテリアにオリジナリティを出しやすいのも魅力です。
また、和室は自然素材との相性が良いため、曲げ木を使った伝統的なデザインの座椅子が格調や高級感もあり、しっくりきます。最近は和モダンのおしゃれな座椅子も数多くあるのでネットや店頭で色々と探してみましょう。

機能面で選ぶ

フロアチェアには、先にご説明したリクライニングや回転機能をはじめ、ヘッドレスト、アームレスト(ひじ掛け)、ランバーサポートなど、使い勝手や座り心地をサポートする様々な機能を持つ製品があります。また多くはありませんが、座っている際の姿勢の矯正や腰への負担軽減効果をアピールするフットチェア・座椅子もあります。こうした機能性を重視される方は、製品を選ぶ時のチェックポイントとなるでしょう。

また「保管・移動のしやすさ」というのも、機能面のスペックの一つといえます。
座椅子は他の据え置きの家具に比べて、必要に応じて収納したり、別の部屋に移動したりするケースが多くあります。折りたたみ式や軽量タイプのフロアチェアを選ぶと、こうした事態にも容易に対応できて便利です。お部屋のレイアウトを頻繁に変えたい方にもおすすめです。また動かしやすい座椅子は、お部屋の掃除の際にも手間がかかりません。

購入する座椅子のサイズは事前に確認を

サイズフロアチェアや座椅子に限ったことではありませんが、家具のご購入を検討される際は、必ず実際に置く場所のスペースを決めておき、設置できるサイズを確認してから選ぶようにしましょう。

フロアチェアは、それ単体で使うこともテーブルと併用することもあります。椅子の個数やテーブルの大きさを踏まえて、椅子1つ当たりのスペースをおおむね把握しておけば、店頭でサイズに迷うことはありません。
なおフロアチェアをテーブルと併用する場合は、テーブルの高さに合った座面の高さ・座面の大きさのものを選んでください。座面が高すぎて、座った状態でテーブルの下に足を入れられないとかなり不便です。また、座椅子であぐらをかく時などは座面の幅が広いほど座りやすくなります。座面の幅や奥行きは使い勝手に影響するので念頭に置いておくと良いでしょう。

椅子回りにはスペースも必要

座椅子のサイズについて考えておくのと同時に、フロアチェア周りにはある程度のスペースは必要というのを忘れないでください。スペースがないと、仮に置けたとしても立ち座りの時などに椅子を動かせず、非常に使いづらいものになります。椅子の他の家具や扉との干渉も考えておきましょう。「座椅子が邪魔で棚が引き出しづらい、ドアが開けられない」なんてことのないように!

つい機能面やデザインに目を奪われがちですが、実は家具選びで重要なのは、そもそも「部屋にちゃんと置いて使えるのか」、つまり設置場所に応じたサイズ選びなのです。
フロアチェアは小型から大型まで様々なサイズがありますので、皆様のご希望の使い方にかなったサイズの製品が必ず見つかると思います。

店頭で実際に座ってみよう!

フロアチェアは、購入前に必ず実際に座ってみることをおすすめします。先ほども触れましたが、座椅子のフィット感やクッションの硬さは人によって好みがあり、Web上の情報だけではどれだけ詳しく書かれていても、それが自分に適しているのかは評価できません。実際に店頭で商品に触れ、サイズやデザインで納得のゆくものが見つかったら、自分に合った座り心地かどうかを確認しましょう。

また、座り心地だけでなく、リクライニングの操作感や回転部分の動き、ある程度長い時間座り続けた時の快適さや腰回りへの負担度など、様々な角度からチェックしてください。せっかく買うのですから、後で「これじゃなかった…」と後悔したくはありませんよね。多少時間をかけてでも、店頭でじっくり試してから選びましょう。

「赤や」各店でお気軽にご相談ください

スタッフ一同フロアチェア(座椅子)を選ぶ時のポイントについてご説明してきました。
フロアチェアを選ぶ際は、使用目的や座り心地、サイズ、デザイン、価格面などを総合的に考慮することが重要です。特に、実際に座椅子に座ってみて、座り心地が自分に合っているかを試すというひと手間が、フロアチェア(座椅子)選びで失敗しないための重要なカギとなります。今回お伝えした選び方のポイントをぜひご参考にしていただき、最終的にはなるべく店頭で実物に触れてからご決定いただければと思います。

「赤や」各店には、多種多様なフットチェアや座椅子を豊富に取り揃えて皆様をお待ちしております。家具に詳しいスタッフも常駐しておりますので、フットチェアの選び方でお困り事やご不明な点がありましたら、お気軽にお声がけください。
皆様が「赤や」で素晴らしいフットチェアや座椅子と出会えることを、スタッフ一同心より願っております。

赤やおすすめのフロアチェア・座椅子はこちら!

座椅子01
座椅子
W49xD75xH54cm ブラック・レッド・イエロー3色対応
2,710円(税込 2,981円)
座椅子02
レバー式 ハイバック座椅子
W46xD59~115xH13~68(SH13)cm
※価格は店頭発表
座椅子03
肘付回転座椅子
W73.5xD57~113xH32~77(SH20)cm
※価格は店頭発表
座椅子04
ヘッドギア付き シアター座椅子
W60xD68~94.5xH73~80(SH28)cm
※価格は店頭発表
座椅子05
レバー式高座椅子 オットマン付 和
W58xD80~135xH97~103(SH37-43)cm
19,999円(税込 21,998円)
座椅子06
安楽座椅子 ゆったり ※座卓やお仏壇の前で座るのにぴったり
W56xD42xH51(SH23-31)cm
5,900円(税込 6,490円)
座椅子07
もこもこワイド座椅子
W64xD68~116xH16~66cm
7,255円(税込 7,980円)
ページトップへ戻る
Copyright(c) SHIMOMURA KAGU CO., LTD. all rights reserved.